神戸の東半分の主要病院
2007 年 10 月に、全国医師連盟設立準備委員会に神戸市東部の医療情勢を伝えた時の資料をまとめておきます。
追記 : 2008 年 3 月より、六甲アイランド病院の産科は休止しています。
神戸市の中心部の主要な病院を図示してみます。上の写真は、神戸市のうち、東灘区、灘区、中央区、兵庫区、長田区がほぼ納まっています。神戸市の人口 155 万人のうち、67 万人がここに入ります。65 歳以上の高齢化率は約 22% です。
かつて総合病院と呼ばれていたような、地域の 2 次医療、2 次救急医療を担っていた病院以上のものだけピックアップしました。病床数は一般病床のみ示します。2 次、3 次は、救急での分類と、病院のレベル、役割とを合わせてみた、だいたいの目安です。
これら以外に各区で小規模な病院が二次救急を支えています。この図に示した他、数十〜 100 床程度の病院が、各区 2〜5 病院あって、2 次救急を担っています。それらの病院はもちろん労働基準法無視であったり、アルバイト当直医であったり、院長先生が孤軍奮闘していたりするのです。
- 旧神戸市立中央市民病院があったところ。1953 年にここへ移転新築されました。1976 年、全国で確か初めてだったか、救命救急センターに指定されました。今は新幹線の新神戸駅とホテル・クラウンプラザ神戸になっています。
- 現神戸市立中央市民病院 ( 3 次 )。1981 年に移転新築されました。現在は神戸市立医療センター中央市民病院と改称されました。一般病床 962 床です。
http://www.kcgh.gr.jp/ - 神戸市の先端医療センターのあるところで、ここへ中央市民病院が移転します。640 床に減床予定、整形外科、糖尿病・内分泌内科、神経内科が救急のみに対応する程度に縮小されます。
- 神戸市立西市民病院 ( 2 次 )。2 次救急のはずが、医師減員のため 24 時間対応ができなくなってしまいました。358 床。
http://www.city.kobe.jp/cityoffice/18/menu07/nishishimin/ - 神戸赤十字病院 ( 2〜3 次 ) + 兵庫県災害医療センター ( 3 次 )。
赤十字病院は 310 床、災害医療センターは 30 床で、連携して高次救命救急、災害医療に備えています。
http://www.kobe.jrc.or.jp/
http://www.hemc.jp/ - 神戸大学附属病院 ( 3 次 )。一般 874 床。
http://www.hosp.kobe-u.ac.jp/ - 神鋼病院。333 床。神戸製鋼の病院が母体です。小児科あり、産科なし。
http://www.shinkohp.or.jp/ - 神戸労災病院。360 床。小児科、産科はありません。
http://www.kobeh.rofuku.go.jp/index.html - 六甲アイランド病院。一般 307 床。次の甲南病院の財団が設立した病院です。神戸市東部の二次救急のために、神戸市が深く関与しているそうです。山田至康先生という小児科の院長先生が救急に頑張っていたのですが、関東の方へ行ってしまわれました ( 順天堂大学浦安病院救命救急センター教授 )。産科、小児科あり。医師会員がここの小児科救急に協力しています。
http://www.kohnan.or.jp/rokko/ - 甲南病院。一般 336 床。1934 年開設、神戸の老舗病院の一つです。神戸市東部の市民病院代わりの役割を果たすため、神戸市が深く関係しているそうです。小児科あり、産科なし。
http://www.kohnan.or.jp/kohnan/index.html - 川崎病院。283 床。旧川崎財閥の病院です。小児科、産科はありません。
http://kawasaki-hospital-kobe.or.jp/index.html - 神戸百年記念病院。旧鐘紡病院、鐘淵紡績兵庫工場の病院が母体です。242 床。小児科あり、産科なし。
http://www.kanebou-mh.or.jp/ - 三菱神戸病院。三菱重工神戸造船所の病院です。193 床。小児科、産科はありません。
http://www.mhikobe-hp.jp/ - 神戸海星病院。180 床。キリスト教会を母体に設立された病院なのですが、セコムの傘下に入ったと聞きます。小児科は週 1 の非常勤のようで、産科はありません。
http://www.kobe-kaisei.org/
7 - 14 は、神戸市の中心地に位置する 2 次クラスの病院です。いずれも 2 次救急を行っています。
このうち、産科があるのは六甲アイランド病院だけ。
小児科がないところは神戸労災、川崎、三菱の 3 病院です。
