整形外科 リウマチ科

Akamatsu Orthopaedic Clinic

日本整形外科学会 整形外科専門医

日本リウマチ学会 リウマチ専門医

日本体育協会 公認スポーツドクター

ラブ・こども病院 整形外科

O 脚・X 脚

子どもははじめ O 脚、そのあと X 脚に

新生児はみんな「がにまた」。6 カ月頃からまっすぐに近づきますが、歩き始めの頃はまだ O 脚。2 才を過ぎるとだんだんと X 脚になります。3 才頃に X 脚は最大となり、6 才頃に生理的な軽度の X 脚になります。みんなこうして成長していきます。しかし、2〜3 才の頃にかかととの内側と内くるぶしをくっつけて立たせて、膝同士の間が大人の指 3 本分ほど開く場合や、6 才児を両膝をつけて立たせ、両足の内くるぶし同士の間が大人の指 4 本分ほど開く、また左右の膝の形がちがって見える場合は、専門医に相談を。

はきやすく運動しやすい靴選びを

お子さんの足、脚の様子、歩き方などに気になるところがないか、ときどき気をつけて見てあげましょう。生理的な範囲を超える O 脚、X 脚の場合、先天的な異常や疾患が考えられますので、病院で受診を。また O 脚 X 脚に限らず、靴は大きすぎず、小さすぎず、適切なものをはかせることこそ健康な脚をつくります。

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先天性内反足

足の形がゆがむ男子に多い病気

原因の不明な先天性内反足を「特発性先天性内反足」と言い、これが代表的。全新生児の約 0.1% に発生すると言われ、生まれてすぐに産婦人科医、小児科医によって発見されることがほとんどです。特発性先天性内反足は、2 対 1 で男の子の方が多く、両足とも内反足になるお子さんのほうが、片足だけのお子さんよりも多いようです。

足の形がゴルフクラブのように変形している。爪先が下へ向いたり、足の関節が足の裏のほうへ強く曲がっている。足全体から爪先が内側へ曲がっている。後ろから見てかかとから足全体が内側へ曲がっている。土踏まずが高く、足の甲が山なりになっているなど。

万が一に備えて検診はちゃんと受けて

この病気に対する予防法はありませんが、病気が発見されれば放置して治ることはありませんので治療が必要になります。定期検診をきちんと受けましょう。治療はギプスを装着したり手術が必要になることがあります。

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肘内障

ひじがぬけること。幼児に多発します。

肘内障は病気ではなく、日常診療でよくみられるケガで、手を急に引っぱられるような力が加わったときに発生します。俗に「ひじが抜ける」とか「脱臼する」と言っているのがこれで、2〜6 才の間に多くみられます。肘内障が起こると、たいていは急に泣き出し、腕が下にだらんと垂れ下がった姿勢、または、ひじを少し曲げて膝の上に置いたような姿勢をとります。しかし、年長児になっても、どこが痛いかをはっきり言える子はほとんどいません。

整形外科医の手によれば、通常は数秒で治ります。麻酔の必要はありません。

手を急に引っぱらないことが大切 !

ドアにはさまれそうになった子の手を急に引っぱったり、転びそうになった子の手をつかんで引き起こした瞬間などに起こりやすいもの。なるべく子どもの手を急に引っぱらないことが予防の第一歩。一度肘内障になった子は何回も繰り返す場合もありますが、小学校に入る頃には、おさまります。

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先天性筋性斜頚

赤ちゃんが同じほうばかり見てしまう

首の斜め前の筋肉の中に腫瘤(コブ)ができる病気で、新生児の 0.3〜0.5% にみられます。片側へ首をかしげ、反対側の上のほうを見るように頭が傾くのが特徴で、出生直後より数日のうちに斜頚は見つかります。

この病気の場合は、生後半年〜1 年で腫瘤が消えていくことが多く、ほぼ 90% のお子さんが自然に治っていきます。生後 3 カ月以後に、腫瘤が大きくて、症状が軽くなっていく傾向が少なければ、場合によって装具や枕などによる治療を始めることもあります。マッサージは絶対にしてはいけません。

反対側にも顔を向けさせてみましょう

無理に首を反対側にひねったり、マッサージをしないこと。自然と向くほうの反対側からほ乳瓶をくわえさせたり、音の出るおもちゃを置くなど話しかけを。また横抱きなら、なるべく顔が真上を向くように支え、縦抱きなら、自然と向くほうの反対側に頭を向けさせてみて。

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先天性股関節脱臼

脚の開きが悪くなります

新生児の 0.1〜0.3% 程度にみられる病気。すでに脱臼して生まれてくる場合と、生まれたあとで脱臼する場合があり、実は後者が大部分を占めています。先天的な素因があるところに脚をそろえるような形でおむつをはかされたり、両脚をそろえて抱くことなどによって起こると考えられます。だいたい生後 3 カ月くらいまでの間に症状があらわれます。

脱臼した脚は開きが悪く、正常な脚と比べてみるとすこし短くなっています。また、膝を立てると脱臼側の膝の高さが低い、太ももの内側のしわが左右非対称などの特徴があります。

足の自由な動きを奪う厚着にご注意 !!

日頃からおむつ、おむつカバーはあまり厚くないものを使ったり、不必要な厚着をさけるなど、赤ちゃんが仰向けになったときにちゃんと脚が開き、自由に動かせるようにしてあげましょう。また抱っこのときは、片手を股の間に通して抱くといいでしょう。

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